観葉植物のいろは

温室栽培について

ビニール温室の冬の水やり

冬のビニール温室内は温度が低い事と、湿度が高い事で土があまり乾きません。日の当たる場所と当たらない場所で土の乾き方は変わりますが、植物の休眠期と同じ水やりでよく、水の与え過ぎには注意してください。

室内ビニール温室の限界

ビニール温室は暖房の効いた時間や日の差す時間は暖かいのですが、暖房の切った夜間や朝方になると室内より余熱で多少暖かいぐらいで、耐寒性の弱い観葉植物や洋蘭などはビニール温室内でも植物の耐寒温度を下回ると枯れてしまう事もあるので、高温を必要とする植物は注意が必要です。それと日の差す時間は暖かいですが、朝はとても冷え込む部屋では温度差が大きくなり、植物が傷んでしまう事があります。朝よく冷え込む部屋では、昼間の暖かい時間帯はチャックを開けて温度の上がり過ぎを防止して、朝との温度差を少なくした方がよくやや面倒です。それと、通風が悪いので、微風を好む洋ランなどは茎が腐ってしまう事があります。また、日が差すとビニールに水滴を付き、放置すると水が下に垂れて床が水浸しなるのも簡易ビニール温室の欠点です。やや高価になりますが、ヒーターで温度を上げられ、微風も発生でき、高温になると温度を下げる事ができるガラス温室なら手間がかからず、床が水浸しになる事もなく楽に冬越しができます。

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Last update:2023/2/27

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